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ダウンと化繊の違いについて

ドイターのシュラフは全て暖かく快適にお使いいただける製品ですが、その中でどのタイプが必要なのか、一緒に考えてみましょう。

そこは激しい雨が降ることはありそうですか?湿度が高く暖かいところですか、それとも湿度が高く寒いところでしょうか。はたまた乾燥していて暑いところでしょうか。シュラフは持っていった方が良さそうですか?その場合適切な手入れはできそうですか?
シュラフをダウンにするか化繊にするかを決めようとしているユーザーには、こういった質問をします。

DOWN
ダウン

+ 特有の暖かさと軽量性

+ 圧縮性

+ 通気性

+ 長い製品寿命(適切な手入れにより)

+ すぐに暖かくなる


- 濡れた状態では防寒性能が無くなる

- 手入れが必要

- 湿気を吸収する

- 乾燥にかかる時間が長い

ダウンシュラフ

優れた防寒性能に加えて、軽量でパッキングサイズが小さいシュラフを探している場合は、ダウンを選んでください。化繊ファイバーは、ダウンほどのロフト性能がなく、この自然素材ほどの防寒性能を得られません。適切な手入れをすれば、ダウンのシュラフは化繊のシュラフより長持ちします。また、湿気を吸収し移動させるため、乾燥した状態で快適に寝ることができます。ただし、これはダウンの欠点でもあります。ダウンを濡らしてしまうと、塊になり、高い防寒性能が失われます。また、ダウンが濡れた場合は、乾燥するまでに時間がかかります。極端な場合、身体の水分が中綿で凝結し、凍結して乾燥させることができなくなります。
これは、シュラフカバー、ビビーザック等を使ったときにも言えることで、時に湿気によりダウンの性能を落とすことがあります。
用途:低から中程度の湿度の場所での登山、トレッキング、軽量の荷物のバイクツーリング

SYNTHETIC
化繊

- ダウンより重い

- ダウンより圧縮性に劣る

- ダウンより通気性はやや劣る

- ダウンよりは寿命が短い

- 暖まるまでダウンより時間がかかる


+ 濡れた状態でも防寒性能の70%が維持される

+ 手入れが簡単

+ ほとんど湿気を吸収しない

+ 乾燥にかかる時間が短い

化繊シュラフ

欠点は、大きな利点にもなります。化繊ファイバーは湿気を吸収しにくく、ダウンよりはるかに速く乾きます。
また、濡れた場合でも、防寒性能はほとんど失われません。中空ポリエステルファイバーは形状が安定しており、ダウンのように塊にならないため、暖かい空気が 保たれます。このため、この素材は湿度の高い地域に適しています。また、温度があまり低くない場合や、シュラフを頻繁に使用するために時々洗う必要がある 場合など(子ども用など)にも適しています。化繊モデルは、ダウンのシュラフより安価で、手入れも簡単です。
用途:オールラウンドのシュラフ、カヌーツアー、冬の旅行、厳しい気候のスカンジナビアなどへの旅行、軽量な荷物のバイクツーリング、山小屋泊のツアー、夏用シュラフとして

EN13537に基づく温度範囲

European Norm (EN13537)
ヨーロピアン・ノームとはEU諸国間における工業製品の基準となるもので、EN13537はこのうちシュラフに関する温度表記の算出について定義したものです。

上限温度一般的な成人男性が、過剰な発汗なしに快適に寝ることができる最高温度です。この範囲は、フードとジッパーを開けると広がります。
この温度表示のラベル付けは任意です。
T (comfort) 快適温度
一般的な女性(25歳/60kg/160cm)が快適に寝ることができる温度域です。
初心者ユーザーも快適に寝ることができます。

T (limit) 下限温度
一般的な男性(25歳/70kg/173cm)がシュラフの中で丸くなり、快適に寝ることができる温度域です。
経験豊富なユーザーは、衣服や他の要素により最適な防寒性を得ることができます。

T (extreme) 極限温度
一般的な成人女性が6時間耐えられる等級です。健康上の問題が発生する危険があります。
極限の温度範囲であることをユーザーに警告するラベルです。

測定方法:
ヒータと温度センサーが取り付けられた等身大のマネキンを利用します。人工気象室で、このダミーをシュラフに入れ、ヒータを使ってマネキンを温めます。
人工気象室内の気温と、マネキンの皮膚表面の温度を測定します。これらの測定から、シュラフ全体の防寒値が計算されます。これにより、EN 13537は、実験室でのテストで算出した温度範囲をシュラフの比較に使用しています。
他の要素:ENテストは、一定の条件下でのテスト方法を標準化しました。しかし、スリーピングマットの品質、衣服、湿度などによって、実際の状況とは大きく異なります。短期間のテストでは、長期的な品質を測定できません。厳しい条件下で複数日にわたる行程での防寒品質は測定できません。また、そのほかにもマネキンではシミュレーションできない多くの要因が防寒に与える影響があります。このような要素には、発汗、年齢、浅い眠り、栄養、体力などがあります。

その他の防寒対策について

1.人工気象室内のマネキンではシミュレーションができない、その他の様々な要因がユーザーの体温に影響を与えます。例えば、寒さに対する敏感さ(一般的には男性よりも女性の方が敏感と言われています)や、年齢、健康状態や、経験の多さ、疲労の度合いや食事量、またアルコール摂取の有無など(アルコールは体温を下げる作用があります)です。

2.プラスになる外的要因を作ることで保温性能を上げられます。
- スリーピングマットの使用(シュラフと地面の間で断熱の機能を果たします)
- 適切で機能的なウェアの着用(身体から湿気を逃しドライな状態を保つ)。帽子を着用する。
- 適切な場所の選択(風や湿気は体温を急速に下げます)

3.人工気象室内での試験は、一般的な環境でのシミュレーションとなるので、実際、数日間をかけて過ごす時、厳しい気象条件も考慮し、その時々の違った状況に対して速やかに調整できることが必要です。

THE TEMPERATURE RANGES
温度範囲

T(COM) » COMFORT TEMPERATURE RANGE
快適温度


一般的な女性(25歳/60kg/160cm)が快適に寝ることができる温度域です。
初心者ユーザーも快適に寝ることができます。

T(LIM) » INTERMEDIATE TEMPERATURE RANGE
下限温度


一般的な男性(25歳/70kg/173cm)がシュラフの中で丸くなり、快適に寝ることができる温度域です。
経験豊富なユーザーは、衣服や他の要素により最適な防寒性を得ることができます。


T(EXT) » EXTREME TEMPERATURE RANGE
極限温度

一般的な成人女性が6時間耐えられる等級です。健康上の問題が発生する危険があります。
極限の温度範囲であることをユーザーに警告するラベルです。

適切なシュラフを手に入れても、良い眠りを得るために十分ではありません。もう1つの重要な要素は、どこで何の上にどのように寝るかです。

スリーピングマット…冷たい地面や循環する空気は体温を奪います。シュラフがどんなに高品質でも必要です。良質のスリーピングマットを使用することで、熱伝導(A)による体温の低下を軽減できます。

風よけ…風で凍えることがあります。+5℃のとき弱い風(25㎞/h)が吹くと、すぐに0℃と同じような寒さを感じます。このため、できるだけ風に当たらないようにします。テント、ビバークバッグ、または大きな岩などで風をさえぎります。(B)。夜を過ごす場合は、適切に風の当たらない場所を選択します。

機能性防寒下着や靴下を履いて、シュラフをさらに温かくします。足部分に乾燥した衣類を入れると、さらに防寒性が上がります。

帽子…シュラフの中にいるときは、頭だけが外部に露出されます。頭部が冷えると、短時間で身体全体が冷えます。このため、必ず帽子を着用します。非常に効果的な防寒具です。

シュラフは熱を発生させません。保持することができるだけです。

正しく食べる…登山、ハイキング、サイクリングなどは、多くの体力を消耗します。十分な「燃料」を補給しないと、適切な体温に上昇させることができません。

水分を摂る…1日に必要な水分を摂取したか確認します。脱水状態の身体は、熱を発生させることができません。シュラフに入る前に、1杯のお茶やホットチョコレートで暖まりましょう。
アルコールは飲まない…気温が低い場合は、アルコールを飲まないようにします。アルコールを摂ると、一時的に温かく感じられますが、すぐに体温が低下します。
装備を乾燥させる…衣類やシュラフ(特にダウン)は、濡れると防寒性能が低下します。温かい靴下も、すぐに氷のように冷たくなります。汗で濡れた衣類を着たまま、シュラフの中に入らないようにします。防水素材でできた袋に予備の衣類を入れておくと、乾燥した状態が保たれます。また、可能な場合はシュラフをテントの上などに置いて干すようにしてください。

HOW TO USE THE SLEEPING BAG PROPERLY
シュラフの正しい使い方

●適切なシュラフを手に入れても、それだけでは良い眠りを得るために十分ではありません。もう1つの重要な要素は、どこで何の上にどのように寝るかです。スリーピングマット冷たい地面や循環する空気は体温を奪います。シュラフがどんなに高品質でも必要です。良質のスリーピングマットを使用することで、熱伝導(A)による体温の低下を軽減できます。

風よけ風で凍えることがあります。+5℃のときに弱い風(25km/h)が吹くと、すぐに0℃と同じような寒さを感じます。このため、できるだけ風に当たらないようにします。テント、ツェルト、または大きな岩などで風をさえぎります。(B)。夜を過ごす場合は、適切に風の当たらない場所を選択します。

ベースレイヤー
性能が高いベースレイヤーや靴下を履いて、シュラフをさらに暖かくします。足部分に乾燥した衣類を入れると、さらに防寒性が高まります。帽子シュラフの中にいるときは、頭だけが外部に露出されます。頭部が冷えると、短時間で身体全体が冷えます。このため、必ず帽子を着用します。非常に効果的な防寒具です。

●シュラフは熱を発生しません。熱を保持することができるだけです。

正しく食べる登山、ハイキング、サイクリングなどは、多くの体力を消耗します。十分な「燃料」を補給しないと、適切な体温を保つことができません。水分を摂る
1日に必要な水分を摂取したかを確認します。脱水状態の身体は、熱を発生させることができません。シュラフに入る前に、1杯のお茶やホットチョコレートで暖まりましょう。アルコールは飲まない気温が低い場合は、アルコールを飲まないようにします。アルコールを摂ると、一時的に暖かく感じられますが、すぐに体温が低下します。キープ ドライ衣類やシュラフ(特にダウン)は、濡れると防寒性能が低下します。暖かい靴下も、すぐに氷のように冷たくなります。汗で濡れた衣類を着たまま、シュラフの中に入らないようにします。防水素材でできた袋に予備の衣類を入れておくと、乾燥した状態が保たれます。また、可能な場合はシュラフをテントの上などに置いて干すようにしてください。